解決事例

損害賠償(その他)
損害賠償(その他)原告の請求棄却

富川損害賠償弁護士 | 弟妹から損害賠償訴訟を提起された依頼者を支援し請求棄却させた事例

富川損害賠償弁護士は、亡くなった母親の口座から無断でお金を引き出したとして実の弟妹から損害賠償訴訟を提起された依頼者を支援し、その結果、請求棄却に成功しました。

1. 富川損害賠償弁護士を訪ねた依頼者

富川損害賠償弁護士は、実の弟妹から損害賠償訴訟を提起された依頼者と面談しました。亡くなった母親の口座から無断で現金を引き出したとして、損害賠償債権の相続を主張する弟妹が提起した訴訟でした。

富川損害賠償弁護士が把握した事件の経緯

富川損害賠償弁護士

トラック運送業に従事していた依頼者は、生涯にわたって母親を世話しながら暮らしてきました。

そうした中、母親が肺がん末期の診断を受けると、依頼者は仕事を辞めて母親の看病に全力を尽くしました。

母親が通帳の暗証番号などを教えてくれたため、依頼者は母親の通帳にあるがん診断給付金などを引き出し、医療費や生活費に使用したとのことです。

しかし、母親が亡くなった後、依頼者の実の弟妹は突然、損害賠償訴訟を提起しました。

その理由は、依頼者が母親の口座から承諾なく無断で現金を引き出したため、母親は依頼者に対して損害賠償債権を有しており、自分にその損害賠償債権が相続されたので、その金額を支払えというものでした。

これに対し依頼者は不当さを訴え、大倫富川事務所の支援を受けて訴訟における防御が必要な状況でした。

富川損害賠償弁護士が解説する事件関連法令

▣ 韓国民法

第1000条(相続の順位)

① 相続においては、次の順位で相続人となる。

1. 被相続人の直系卑属(子)

2. 被相続人の直系尊属(父母)

3. 被相続人の兄弟姉妹

4. 被相続人の4親等以内の傍系血族(死亡者の兄弟姉妹の子(甥・姪)または父母の兄弟姉妹(おじ・おば等)、父母の兄弟姉妹の子(いとこ等)

第1004条(相続人の欠格事由)

次の各号のいずれかに該当する者は、相続人となることができない。

1. 故意に直系尊属、被相続人、その配偶者または相続の先順位もしくは同順位にある者を殺害し、または殺害しようとした者

2. 故意に直系尊属、被相続人およびその配偶者に傷害を加えて死亡に至らせた者

3. 詐欺または強迫により、被相続人の相続に関する遺言または遺言の撤回を妨げた者

4. 詐欺または強迫により、被相続人に相続に関する遺言をさせた者

5. 被相続人の相続に関する遺言書を偽造・変造・破棄または隠匿した者

2. 富川損害賠償弁護士の支援

富川損害賠償弁護士は、依頼者の不当な状況を解消するため、実の弟妹が提起した訴訟の棄却を目指し、そのために事件を綿密に分析しました。

そして、相続専門弁護士と民事専門弁護士が協働し、裁判部に対して次のように主張しました。

富川損害賠償弁護士、請求に理由なし

依頼者の実の弟妹は、依頼者が亡くなった母親の承諾なく口座からお金を引き出したとし、これを不法行為であると主張して損害賠償を求めています。

しかし、損害賠償請求においては不法行為の発生事実を原告が立証しなければなりませんが、原告は、①依頼者が亡くなった方の口座から「許可なく」お金を引き出し、②そのお金をもっぱら自身の利益のために使用したという点を客観的に立証できていません。

富川損害賠償弁護士、依頼者の立証

上記の主張のとおり、原告が客観的に主張を立証できない一方で、依頼者は、自身が亡くなった母親を手厚く世話し、最期まで看取る過程で金銭の引き出しについて許可を得て、その金銭で亡くなった方の葬儀費用を賄ったという事実を明確に立証しました。

3. 富川損害賠償弁護士の支援により「原告の請求棄却」

富川損害賠償弁護士は、損害賠償訴訟で立証責任を負う原告が自らの主張の根拠を明確に示せない一方、依頼者が亡くなった方の口座から無断でお金を引き出したのではないと明確に立証した結果、原告の請求を棄却させることに成功しました。

近年、「クハラ法」の改正案により、死亡後の相続手続において「被相続人に対する扶養義務を重大に違反した場合や、重大な犯罪行為、その他著しく不当な待遇をした場合」には、実質的に扶養してきた家族に完全に相続され得るようになりました。

死亡後の相続手続は具体的な事例や状況によって異なるため、相続に関する困難を抱えている場合は、法律の専門家の支援を受けることが最も便利です。

法務法人大倫は、豊富な実務経験をもとに、相続紛争に関連する民事・刑事上の訴訟に合わせた法的支援を提供しています。ご支援が必要でしたら🔗法律相談をご依頼ください。

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本コンテンツは法務法人(有限)大倫の実際の業務事例をもとに一部脚色して作成されたものであり、著作権は当社に帰属します。
無断転載・複製・配布などの著作権侵害行為に対しては、関連法令に基づく措置が取られる場合があります。

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