解決事例

軍人等強制わいせつ
軍人等強制わいせつ起訴猶予

軍人告訴の防御事例 | 軍人強制わいせつで告訴されるも起訴猶予で終結

軍人告訴を受けたご依頼者は、強制わいせつの疑いを受けていた職業軍人でした。軍人強制わいせつで告訴されましたが、起訴猶予を導き事件を終結させた事例をご紹介します。

1. 軍人告訴、防御をご要望されたご依頼者

軍人告訴を受けたご依頼者

軍人告訴を受け、職を失う危機に直面し、当法人の専門弁護士を訪ねてくださったご依頼者のお話です。

ご依頼者は職業軍人でしたが、軍人強制わいせつの疑いで告訴されたとのことでした。

ご依頼者は、退職時に年金や退職金などに支障が生じることを恐れ、できる限り軽い処分を受けられるよう手助けしてほしいとご要望されました。

告訴への対応のため、当法人の軍刑事専門弁護士、刑事専門弁護士、性犯罪専門弁護士がご依頼者の事件の検討に着手しました。

軍人強制わいせつ事件の経緯

職業軍人として勤務中に告訴されたご依頼者は、業務中に兵士たちと会話をしていた際、自分のひげが非常にざらざらしているという話をしました。

兵士の一人が、どれほどざらざらしているのか自分のあごにこすってみてほしいと言い、ご依頼者はそれに応じて自分の頬を兵士のあごにこすりつけました。

そうしているうちに、ご依頼者の目に会話に加われずにいる女性軍幹部が留まりましたが、その幹部はご依頼者の娘ほどの年齢でした。

ご依頼者は、その幹部も会話に加わるよう促そうと、そっと近づいて自分の頬を幹部のあごにこすりつけました。

幹部が非常に驚いたため、ご依頼者は驚かせて申し訳ないと重ねて謝罪しましたが、それから約1年後、幹部は仕事を辞める際にご依頼者を軍人強制わいせつの疑いで告訴し、本件に至りました。

2. 軍人告訴を受けたご依頼者の予想される処罰の程度

軍人告訴を受けたご依頼者の容疑は軍人強制わいせつでした。

🔗強制わいせつ罪とは、暴行または脅迫などの違法な手段で人にわいせつな行為をする犯罪をいいます。

大法院の判例によれば、強制わいせつ罪の成立要件である暴行または脅迫は、有形力の行使がなくても抗拒を困難にすれば認められます。

また、不意打ちによるわいせつ行為(奇襲わいせつ)自体も暴行または脅迫とみなし、強制わいせつ罪の容疑を認めています。

強制わいせつは韓国刑法により10年以下の懲役または1,500万ウォン以下の罰金に処せられます。

しかし告訴された状況であれば話は変わります。

軍刑法により、軍務員、服務中の軍人、将校、准士官、副士官にわいせつな行為をした場合、罰金刑なしに1年以上の有期懲役に処せられます。

軍刑法第92条の3(強制わいせつ)暴行または脅迫により第1条第1項から第3項までに規定された者に対してわいせつな行為をした者は、1年以上の有期懲役に処する。

そのためご依頼者は、刑の上限がない軍人強制わいせつの容疑で実刑を宣告されるのではないかと非常に恐れておられました。

軍人の欠格事由

軍人事法により、性暴力犯罪を犯して100万ウォン以上の罰金刑を宣告され、その刑が確定した後3年が経過していない者は、軍人の欠格事由に該当します。

そのため、ご依頼者がもし性暴力処罰法上の性暴力犯罪で100万ウォン以上の罰金刑を宣告された場合、軍人の身分が剥奪されるだけでなく、今後の年金などの恩恵もすべて奪われかねない状況でした。

3. 軍人告訴への対応に着手した専門弁護士

専門弁護士は、軍人強制わいせつで告訴されたご依頼者の日常を守るため、ご依頼者が本件の被疑事実をすべて認め反省しているものの、量刑に反映すべき事由があることから、寛大な処分を求めることにしました。

被害者との示談の代行

専門弁護士はまず、本件の被害者との示談の代行に着手しました。

被害者はご依頼者との対話を全面的に拒否している状況でしたが、専門弁護士は被害者の弁護人に謝罪の意を伝え、示談金の調整に乗り出しました。

これにより被害者は、ご依頼者の謝罪を受け入れ、ご依頼者に対する処罰を望まないという意思を明らかにしました。

性犯罪再犯防止教育プログラムの修了

専門弁護士は、ご依頼者に減軽事由として働くよう、性犯罪再犯防止教育プログラムを修了し修了証を受け取ってくるよう勧めました。

ご依頼者は、性犯罪再犯予防教育プログラムを修了した後、自身の性認知感受性を見直し、二度と再犯しないと誓う姿を見せました。

専門弁護士は、ご依頼者の教育修了証を提出し、量刑に適切に反映してほしいと求めました。

周囲の人による寛大な処分を求める嘆願書

専門弁護士は、ご依頼者に嘆願書のガイドラインを提供し、周囲の人からの寛大な処分を求める嘆願書を受け取るよう勧めました。

ご依頼者の職場の同僚や家族は、ご依頼者が再犯しないようそばで見守ると述べ、今回に限り寛大な処分を求める嘆願書を作成してくれました。

専門弁護士は、これらの嘆願書を提出し、ご依頼者に起訴猶予などの寛大な処分を下してほしいと求めました。

ご依頼者の家族の生計の維持

専門弁護士は、ご依頼者の家族がご依頼者の給料だけに頼って生計を維持している点を強調しました。

ご依頼者の家族は無職の状態で、ご依頼者が一人で家族の生計を支えています。

もしご依頼者が罰金100万ウォン以上の刑を宣告された場合、ご依頼者だけでなく家族の生計にまで大きな危険が生じると主張し、寛大な処分を求めました。

4. 軍人告訴への対応結果

軍人告訴への対応結果

専門弁護士がご依頼者のために警察・検察の取り調べに対応した結果、ご依頼者は軍人告訴事件で起訴猶予を受けて終結することができました。

検察は、ご依頼者について被疑事実は認められるものの、ご依頼者が反省しており、被害者がご依頼者に対する処罰を望まないことを酌み、性暴力犯罪再犯防止教育の受講を条件に起訴猶予とする決定を下しました。

ご依頼者は、今後性暴力犯罪再犯防止教育を受講し再犯しなければ、起訴そのものを免れることができるようになりました。

軍人強制わいせつに関与してしまったら

軍人の身分で告訴された場合、刑事処罰の危険性はもちろん、懲戒や職位の剥奪などの生計上の危険まで生じうるため、初期に専門弁護士を選任して対応する必要があります。

当法人は、軍人告訴事件において刑事専門弁護士、軍刑事弁護士、性犯罪専門弁護士が有機的に協業し、ご依頼者に適した対応戦略を策定します。

軍人告訴を受けて危機に直面している場合は、今すぐ当法人の🔗法律相談予約をお進めください。

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本コンテンツは法務法人(有限)大倫の実際の業務事例をもとに一部脚色して作成されたものであり、著作権は当社に帰属します。
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