解決事例

特許紛争
特許紛争勝訴

企業法務専門弁護士の弁護事例|製造技術の特許紛争で依頼者が勝訴

企業法務専門弁護士の体系的なサポートにより、競合他社の特許について無効の決定を導き出し、依頼者の中核技術と営業秘密を安全に守った事例です。

1. 企業法務専門弁護士を訪ねてくださった依頼者

企業法務専門弁護士を訪ねてくださった依頼者は、競合他社から営業秘密を保護し、予想外の特許紛争に効果的に対応するため、サポートを求めてくださいました。

特許紛争が発生した経緯

企業法務専門弁護士を訪ねてくださった依頼者は、断熱材を製造・販売する韓国国内企業の研究所長でした。

長年開発してきた技術をもとに、韓国国内の建設会社と継続的な納品契約を締結していました。

しかし競合他社が、自社の特許を根拠に依頼者の会社の製品が当該特許を侵害したとして、侵害禁止請求および損害賠償請求の訴訟を提起しました。

特に競合他社は、裁判所に製品の製造工程図と実験データの提出を求め、これを鑑定手続きに活用すると主張しました。

依頼者は、当該製造工程が会社の中核的な営業秘密であることから、技術流出を懸念していました。

これに対応するため、依頼者は特許審判および侵害訴訟への対応経験が豊富な企業法務専門弁護士のサポートを求めることになりました。

大倫 企業法務専門弁護士 依頼者 事件経緯

2. 企業法務専門弁護士が検討した事件の争点

特許紛争とは、産業財産権(特許・実用新案・意匠・商標)の登録、権利範囲、有効性の有無を争う法的紛争であり、特許審判と特許侵害訴訟に分けることができます。

特許審判は、拒絶決定不服審判、無効審判、権利範囲確認審判などのように、特許の存否や効力の範囲を争う特別行政審判です。

専門的な技術知識と審査経験が必要な手続きであるため、特許庁所属の「特許審判院」が担当します。

特許侵害訴訟は、侵害禁止請求、損害賠償請求、信用回復請求など、権利侵害に対する民事的救済を目的とし、一般の裁判所が担当します。

事件の争点

特許法第133条は、特許が法定要件を満たさない場合や登録過程に瑕疵がある場合、利害関係人または審査官が無効審判を請求できるよう規定しています。

特許無効の判断の核心は、先行技術と比べた技術的な差別性と効果、そして出願・登録手続きの適法性の有無です。

本件の主な争点は次のとおりでした。

競合他社の特許の進歩性・新規性の有無
技術検証による差別性の立証の有無
製造工程資料の提出に伴う営業秘密侵害の可能性

そこで企業法務専門弁護士は、技術分析と検証を通じて競合他社の特許の無効事由を立証し、営業秘密を守ることに注力して戦略を立てました。

3. 企業法務専門弁護士のサポート3つ

大倫 企業法務専門弁護士のサポート3つの業務事例

企業弁護士は、特許紛争を数多く手がけて高い専門性を備えた弁護士とともに、事件の初期からTFチームを構成し、技術・法律・戦略の各部門を緊密に連携させながら、次のようなサポートを提供しました。

営業秘密の保護および鑑定手続きの制限

企業法務専門弁護士は、製造工程資料が競合他社に流出した場合に生じ得る産業上の損失と、取引先との契約違反のリスクを具体的に示しました。

また、裁判所に鑑定手続きの範囲を制限し、非公開での進行が必要である旨の意見書を提出して、裁判部の説得を導き出しました。

その結果、製造工程に関する中核技術が外部に露出することなく、安全に保護されることができました。

無効審判への対応戦略と先行技術の分析

企業法務専門弁護士は、国内外の特許データベースと学術論文を検討し、競合他社の特許と構造・性能の面で類似した先行技術を多数確保しました。

確保した資料をもとに無効審判の請求書を作成し、当該特許が既存技術と比べて実質的な性能の改善がないという点を重点的に強調しました。

これを通じて、競合他社の特許の新規性と進歩性の不足を明確に示す戦略を立てました。

技術検証および専門家との協業

企業法務専門弁護士は、外部の材料工学の専門家と協力し、依頼者の技術と競合他社の特許を多角的に比較・分析しました。

分析の過程で、両技術間の構造的な違いと適用可能性、市場競争力などを詳細に評価しました。

その結果、依頼者の技術が活用範囲と持続可能性の面で競合他社の特許と明確に区別されるという専門家の意見を確保し、これを特許審判院に提出して無効審判における重要な根拠として活用しました。

4. 企業法務専門弁護士の対応の結果「勝訴」

特許審判院は競合他社の特許を無効と決定し、競合他社がこれを不服として提起した審決取消訴訟も裁判所で棄却されました。

別途進められていた侵害禁止および損害賠償の訴訟も取り下げられ、依頼者はすべての紛争から完全に抜け出すことができ、営業秘密の流出なく、従来の納品契約と新規プロジェクトを安定的に続けていけるようになりました。

特許紛争が発生したら

大倫 特許紛争が発生した際の対応方法

特許紛争は、単に権利の存在の有無を争う事件ではなく、関連技術の専門的な理解と法的判断が同時に求められる複合的な事案です。

特に、競合他社の特許の有効性を争ったり営業秘密を保護したりするためには、技術的特性の分析、先行技術の調査、審判・訴訟手続きへの戦略的な対応が不可欠です。

当法人では、さまざまな産業分野の特許紛争の経験を有する専門弁護士が依頼者を支援しています。

初期の相談から弁護士が直接事件を把握し、事案に適した専門家で構成されたTFを通じて全方位的にサポートします。

もし特許紛争が発生して法的な助けが必要な状況であれば、いつでも🔗企業法務専門弁護士とともに戦略を立ててみてください。

本コンテンツは法務法人(有限)大倫の実際の業務事例をもとに一部脚色して作成されたものであり、著作権は当社に帰属します。
無断転載・複製・配布などの著作権侵害行為に対しては、関連法令に基づく措置が取られる場合があります。

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