解決事例
公務員の重懲戒防御 | 懲戒委員会への対応による公務員の重懲戒防御
公務員の重懲戒の危機に直面された依頼者は、時間外勤務手当を不正に受給した事実が摘発された状況でした。そこで、解任・罷免などの重懲戒を防御するため、大倫にご来訪くださいました。
1. 公務員の重懲戒の危機に直面した依頼者
公務員の重懲戒の危機に直面された依頼者は、急ぎ行政専門弁護士に相談をご依頼くださいました。
行政専門弁護士が把握した依頼者の事件の経緯は、次のとおりです。
公務員の重懲戒の危機に直面した経緯
公務員の重懲戒の危機に直面された依頼者は、数か月前、出退勤時間を守らず職務を怠った上司を公益申告したことがありました。
すぐに撤回したものの、その後、当該申告により内部監査を受けることになったといいます。
監査の過程で時間外勤務手当を不正に受給した事実が明らかになり、依頼者は懲戒委員会を控えることになったとのことです。
しかし、軽微な違反事項であるにもかかわらず監査が長引いたため、依頼者は重懲戒を受けるのではないかと心配せざるを得ませんでした。
そこで、弁護士の支援を受けて懲戒委員会に積極的に対応しようとした依頼者は、行政専門弁護士に事件をご依頼くださいました。
公務員重懲戒とは
🔗公務員重懲戒とは、身分の剥奪にまで至り得る重い懲戒処分を意味します。
懲戒は大きく罷免、解任、停職、減俸、譴責の五つに分かれ、このうち公職から退けられる罷免と解任が重懲戒に該当します。
特に罷免は、年金の受給などにおいて不利益まで生じ得る懲戒です。
このほか停職は、一定期間、職務の遂行と給与の支給がともに中断される懲戒であり、減俸は一定期間給与を減額する処分をいいます。
最後に譴責は、書面による警告とともに反省を促す懲戒であり、減俸と譴責は比較的軽微な懲戒に該当するといえます。
公務員の重懲戒防御に向けた事件の争点把握
時間外勤務手当の不正受給とは、虚偽の時間外勤務を記録し、手当や代替休暇を受け取る行為を意味します。
このような行為は、勤労基準法および公共機関の内部規定に基づき、懲戒または刑事処罰の対象となり得ます。
金額によって異なりますが、通常、時間外勤務手当の不正受給は減俸、譴責などの軽微な懲戒で終わる場合が多いです。
依頼者の事件の場合、公益申告の件により、時間外勤務手当の不正受給の件よりも過度な処罰を受け得る状況でした。
実際に軽微な違反事項であるにもかかわらず監査が長期間続いたため、人事懲戒委員会への対応と積極的なサポートが必要な事件であるといえます。
2. 公務員の重懲戒防御のためのサポート事項
公務員の重懲戒防御のため、行政専門弁護士は依頼者が重懲戒の危機を脱することができるよう、実質的な防御戦略を策定し、懲戒委員会に積極的に対応しました。
所属労務士など専門家によるTF構成
まず、相談を通じて依頼者の事件を把握した行政専門弁護士は、公務員の懲戒事件の経験を有する弁護士らと事件対応戦略を策定しました。
また、公共機関の懲戒手続に精通した所属労務士と協力し、懲戒の水準を下げるための実質的な防御策を用意しました。
監査意見書の把握および弁護意見書の作成
監査意見書を綿密に検討した後、弁護意見書を作成して懲戒委員会に提出しました。
意見書には、依頼者が時間外勤務手当の不正受給の事実を認め、深く反省しているという点、勤務期間中に誠実に職務を遂行してきた功労などを強調しました。
これにより、懲戒委員会が依頼者の状況を斟酌できるよう説得しました。
3. 「公務員の重懲戒防御の成功、減俸で事件終結」
公務員の重懲戒防御のため、依頼者の懲戒委員会への出席の際に弁護士が直接同行して依頼者の立場を代弁し、懲戒の水準を緩和できるよう積極的に弁論しました。
これにより、依頼者は罷免または解任などの重懲戒を免れ、 減俸処分で事件を終えることができました。
公務員の重懲戒の危機に直面したら
公務員の懲戒は身分の剥奪につながり得るだけに、初期対応が非常に重要です。
実際に公共機関および公企業での経歴を有する行政専門弁護士が、公共機関の職員および公務員の懲戒事件を成功裏に処理しています。
また、所属労務士と協業し、依頼者の権益を守り損害を最小化する方法で対応戦略を策定しています。
もし上記のように懲戒の危機に直面された場合は、いつでも🔗法律相談予約を通じて事件をご依頼くださいますようお願いいたします。

本コンテンツは法務法人(有限)大倫の実際の業務事例をもとに一部脚色して作成されたものであり、著作権は当社に帰属します。
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