解決事例
著作権侵害 | 映画会社との示談を代行し著作権侵害の疑いで不送致
著作権侵害で処罰の危機に置かれ、著作権専門弁護士を訪ねてくださった依頼者の事例です。専門弁護士は依頼者に代わって示談に至り、著作権法違反の不送致決定を受けました。
1. 著作権を侵害した依頼者

著作権侵害の疑いをかけられ、処罰の危機の中でサポートを求めてくださった依頼者の事例です。
依頼者は数週間前、警察の捜査官からトレントを利用しているかという電話を受けたそうです。
依頼者はときどきトレントで映画をダウンロードして鑑賞したことがあったため、そうだと答えたそうですが、続いて捜査官はA映画をトレントでダウンロードしたことがあるかと尋ねました。
依頼者はよく思い出せず、A映画をダウンロードしたことはないと思うと答えました。
すると捜査官は、今後フォレンジックを行う可能性があるとし、著作権侵害の疑いで警察の取り調べが必要だと述べました。
これにより依頼者は著作権侵害の疑いで告訴されたという事実を知り、当法人を訪ねてくださったのでした。
依頼者の要請事項
依頼者は捜査官との通話の後、A映画をトレントを通じてダウンロードして見たこともあったかもしれないと考えるようになったそうです。
現在、会社で重要なプロジェクトを担当しているとして、できるだけ早く事件を終わらせることを希望されました。
依頼者は🔗警察の取り調べの段階で事件を終結させられるよう手助けしてほしいと要請されました。
2. 著作権侵害、著作権とは
著作権侵害とは、著作権法に違反する行為で、他人の著作権を侵害する犯罪をいいます。
ここで🔗著作権とは、創作者が創作した著作物に対して有する排他的な権利です。
簡単にいえば、文学、芸術、音楽、写真、映像、ソフトウェア、デザインなど創作的な表現物を作った著作者が、自分の創作物を他人が複製、配布、公演、展示、公衆送信などをできないよう統制できるようにする権利です。
著作権侵害行為の例
著作権侵害の疑いをかけられる可能性がある著作権侵害行為の例は次のとおりです。
2. YouTube動画の一部を許可なく編集して掲載する場合
3. 論文全体をコピーして自分のブログに掲載する場合
著作権法違反の処罰の程度
依頼者のように他人の著作物を複製、配布、貸与などの方法で侵害した場合、著作権法により処罰されることになります。
① 次の各号のいずれかに該当する者は、5年以下の懲役または5千万ウォン以下の罰金に処し、またはこれを併科することができる。
1. 著作財産権、その他この法律により保護される財産的権利(第93条による権利は除く)を複製、公演、公衆送信、展示、配布、貸与、二次的著作物の作成の方法で侵害した者
3. 著作権侵害の疑いへの対応
専門弁護士は依頼者の処罰を防ぐため、著作権法の検討に取りかかりました。
その結果、営利を目的とし、または常習的に著作権を侵害したのではない単純な著作権侵害の場合は親告罪に該当することを把握しました。
刑事訴訟法第255条(公訴の取消し) ①公訴は第一審判決の宣告前まで取り消すことができる。
親告罪とは、被害者など告訴権者の告訴があってはじめて公訴を提起できる犯罪です。
したがって、第一審判決が下される前までに告訴権者が告訴を取り消せば、依頼者は疑いを晴らすことができるのでした。
そこで専門弁護士は依頼者に代わって示談に臨み、公訴権なしの不送致決定を受けることを目指すことにしました。
依頼者の示談代行
専門弁護士は依頼者に代わって映画会社の法律代理人側と連絡を取り、その後次の主張を伝えて示談を導きました。
▶依頼者の非営利的な行為であったことを説明
▶依頼者の反省の態度および再発防止を約束する意思の表明
▶適切な示談金を提示して告訴の取下げを促す
これにより映画会社との示談に至ることができ、示談書および告訴取下書を受け取りました。
4. 著作権侵害事件の結果

警察は依頼者の事件について公訴権なしの不送致決定を下しました。
依頼者は著作権侵害行為を行い、実刑まで宣告される可能性もある状況でした。
しかし専門弁護士が事件を把握したうえで法理を検討し、映画会社との示談にまで至ったため、警察の捜査段階で事件を終わらせることができました。
専門弁護士の必要性
著作権侵害の場合、著作者の権利を侵害するという点で厳重な処罰が下されます。
当法人は著作権侵害事件において刑事専門弁護士、著作権専門弁護士が協業し、法理の検討、判例の分析により依頼者に合わせた戦略を用意します。
それだけでなく、民事専門弁護士が示談代行に取り組み、今後発生し得る民事紛争に備えます。
著作権侵害で法的なサポートが必要な場合は、🔗法律相談予約を進めてみてください。

本コンテンツは法務法人(有限)大倫の実際の業務事例をもとに一部脚色して作成されたものであり、著作権は当社に帰属します。
無断転載・複製・配布などの著作権侵害行為に対しては、関連法令に基づく措置が取られる場合があります。
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