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ドライブレコーダーフォレンジックは可能だろうか…?
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交通事故の被害に遭い、ドライブレコーダーの映像を確認したところ、事故当時の場面が一部のみ保存されている状態である。相手方は、ドライブレコーダーの映像を故意に削除したのではないかと責任を否認しており、警察の調査でも映像の信憑性を問題としている。この場合、ドライブレコーダーフォレンジックを通じて、削除された映像の復旧や操作の有無の確認が可能なのか、実際の訴訟や捜査で証拠として活用できるのか気になっている。
ドライブレコーダーフォレンジック
関連相談への回答
著者: チョン・チャンウ
こんにちは。大綸法律事務所のデジタルフォレンジック専門弁護士である。
ドライブレコーダーフォレンジックが可能かどうかは、ドライブレコーダーの保存構造と、削除・損傷の経緯が何であるかによって異なる。
ドライブレコーダーの映像は、事故の衝撃、電源遮断、メモリエラー、上書き等の理由で一部区間が消失する場合が多いが、この場合、映像の再生のみでは確認が難しいものの、デジタルフォレンジックの手続を通じてデータ自体を分析する方法でアプローチできる。
捜査機関や法院がドライブレコーダーフォレンジックの必要性を判断する際には、次のような要素を総合的に検討する。
-ドライブレコーダーの原本保存媒体(SDカード等)が保存されているか
-映像が削除・損傷された時点が、事故の前後と時間的に関連するか
-人為的な削除・操作の痕跡が存在するか
-ドライブレコーダー機器の特性上、自動削除・上書きの構造であるか
-原本性・完全性が維持された状態でフォレンジックが行われるか
したがって、映像が一部のみ残っていたり特定の区間が欠落していたりするからといって、直ちに証拠能力が否定されたり操作と断定されたりするわけではない。
ドライブレコーダーフォレンジックを通じて確認できる主な事項は、次のとおりである。
-削除された映像データの復旧可能性
-ファイルの生成・修正・削除の時間情報の分析
-外部機器の接続、任意の操作の有無の痕跡の確認
-映像の欠落が、機器の欠陥又は自動削除の構造によるものか否か
特に、交通事故紛争、保険紛争、刑事事件においてドライブレコーダー映像の信憑性が問題となる場合、フォレンジックの結果は高い証拠力を持ちうる。
ただし、ドライブレコーダーフォレンジックの過程で誤った措置が行われた場合、かえって不利に作用しうる点にも注意しなければならない。
-原本保存媒体を任意に開いたり再生したりした場合
-複写の過程で完全性が毀損された場合
-フォレンジックの手続が客観的に立証されない場合
このような場合、相手方から証拠の操作及び毀損の主張を受けるおそれもあるため、ドライブレコーダーフォレンジックが必要な状況であれば、次のような順序で対応することが望ましい。
1. ドライブレコーダーの原本保存媒体の即時保存
2. 任意の操作・再生の中止及び使用履歴の整理
3. デジタルフォレンジックの可否に関する事前検討
4. 捜査・訴訟段階での証拠活用戦略の策定
ドライブレコーダー映像が紛争の核心的な争点となる事案であれば、法的に証拠となりうる状態であるかをまず点検しなければならない。
当事務所は、デジタルフォレンジックセンターと協業し、ドライブレコーダーフォレンジックを含むデジタルフォレンジックの助言、及びこれを前提とした刑事・民事・交通事故紛争への対応を併せて支援している。
調査や紛争が本格化する前の段階から、デジタルフォレンジックの専門家に検討を受けることを勧める。

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