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解決事例

EPC契約紛争

EPC契約紛争 | 設備工事の追加工事費請求成功

EPC契約紛争が発生し、企業弁護士を訪ねてくださった依頼者は、発注者の追加工事要求によって生じた工事費用紛争を解決するための支援を求めてくださいました。

CONTENTS
  • 1. EPC契約紛争が発生した経緯
    • - 追加工事費支払いの拒否
  • 2. EPC契約、代金支払い遅延時の対応
  • 3. EPC契約紛争、支援事項
    • - 契約書の解釈および争点分析
    • - 証拠収集および追加工事の必要性立証
    • - 契約条件の検討および戦略的主張
  • 4. EPC契約紛争の結果、「勝訴」
    • - EPC契約関連の紛争が発生した場合

1. EPC契約紛争が発生した経緯

EPC契約紛争が発生した経緯

EPC契約は大規模な産業プロジェクトで多く締結され、施工会社が設計・調達・施工を一括して行う構造です。

今回の事件は、発注者の要求によって生じた追加工事費請求が争点となった仲裁事件において、大倫の支援により依頼者が勝訴した事例です。

追加工事費支払いの拒否

EPC契約紛争が発生し、大倫を訪ねてくださった依頼者の事情です。

依頼者である施工会社は、国内の産業団地建設プロジェクトでEPC契約を締結し、設備の供給と設置工事を行っていました。

工事の進行過程で予想できなかった構造的な制約や、設計と異なる条件が明らかになり、追加の補強作業が避けられず発生しました。

また、安全管理の観点から新規設備の補完と追加設置が求められ、既存の計画を超える予期しない工程を進めざるを得ませんでした。

これにより依頼者には予想外の費用が相当発生しましたが、発注者は契約書上の包括責任条項を根拠に追加工事費の支払いを拒否しました。

不合理な契約解釈により多大な損失が懸念された依頼者は、大倫を訪ねて支援を求めてくださいました。

2. EPC契約、代金支払い遅延時の対応

EPC契約において、発注者の最も重要な義務は代金の支払いです。

発注者が代金を期日どおりに支払わない場合、施工会社または契約者は工事の進行と資金運用に大きな負担を負うことになります。

これを防ぎ契約者の権利を保護するため、契約書には一般的に次のような仕組みが含まれます。

▶ 代金支払い遅延に伴う利息の賦課

発注者が代金を遅延して支払うと、契約者は資金を自ら投入して工事を行わなければならない場合が多くあります。

これに伴い契約者は、遅延期間中に発生した調達費用や資金運用の利息を補償される条項を契約書に含めておく必要があります。

▶ 工事中止権

代金が支払われていない状態で工事を継続することは、契約者に追加の損失をもたらすおそれがあります。

したがって契約者は、一定期間にわたり代金未払いの状態が続く場合には、工事を一時中止できる権利を確保しておく必要があります。

▶ 契約解除および損失補償

最後の手段として、契約者は代金支払いの不履行が続く場合、契約を解除し、すでに投入した費用と損失、そしてプロジェクトを正常に遂行できた場合に期待できた利益を補償される必要があります。

実務では、発注者が優越的地位を利用して、このような契約者の合理的な権利保護条項を含めない場合がしばしばあります。

したがってEPC契約を締結する際、契約者は代金支払いの遅延、工事中止、契約解除および損失補償に関する条項を明確に定め、紛争が発生した際に権利を保護することが重要です。

3. EPC契約紛争、支援事項

EPC契約紛争の支援事項

今回のEPC契約紛争における中心的な争点は、包括責任条項が追加工事や設計変更にまで適用されるか、発注者の代金支払い拒否による損失の防止、そして追加工事の必要性と不可避性を立証する方法でした。

依頼者は予想外の配管補強や安全装置の追加設置などにより相当な費用負担が生じましたが、発注者は契約書上の包括責任条項を根拠に追加費用の支払いを拒否しました。

このような状況で、依頼者の権利を保護し、合理的な代金請求を認められるために戦略的な支援が必要でした。

契約書の解釈および争点分析

EPC契約書や設計資料などを綿密に検討し、包括責任条項が追加工事にまで適用されるかどうかを分析しました。

不利に解釈されうる契約条項を現実的かつ合理的な方向で再検討し、現場の施工報告書や設計変更の内訳などを活用して、追加工事の不可避性と、予想外の作業によって生じた費用を明確に立証することができました。

このような追加工事の不可避性を立証できる証拠を体系的に示し、依頼者の正当な代金請求を主張しました。

証拠収集および追加工事の必要性立証

依頼者が作成した現場の施工報告書や設計変更資料などを体系的に収集し分析しました。

これらの資料を通じて、現場の状況上避けられず発生した追加工事の必要性を立証し、依頼者が予測できなかった作業であることを明確に示しました。

契約条件の検討および戦略的主張

企業弁護士は、EPC契約書の設計変更承認手続きや代金支払い条件などを綿密に検討し、依頼者の権利を保護するための戦略を立てました。

これをもとに、追加工事費の支払いを認められるための論理的な主張と仲裁戦略を用意しました。

また、契約書と現場の証拠を有機的に結びつけ、依頼者の権利が正当に保護されるべきであることを、仲裁において説得力をもって示しました。

4. EPC契約紛争の結果、「勝訴」

企業弁護士の戦略的な支援と体系的な証拠提出により、依頼者の主張は受け入れられました。

これにより依頼者は、発生した追加費用の全額を補償されることができ、施工会社が正当に主張できる権利を確保することとなりました。

EPC契約関連の紛争が発生した場合

EPC契約関連の紛争発生時の支援の必要性

EPC契約のような複雑な企業間の紛争では、契約書の解釈や証拠分析など、様々な法的争点が同時に発生します。

このような状況で、経験のある企業専門弁護士の支援は、企業が紛争の過程を体系的に管理し、権利を安定的に確保するうえで重要な役割を果たします。

当法人は、様々なEPC契約の事例や産業別の実務経験をもとに、企業が直面するリスクを事前に予測し、権利保護のための戦略を立てます。

また、事案に応じて各分野の専門家と協力し、総合的かつ実質的な支援を提供することで、依頼者のリスクを最小化することに力を注いでいます。

もしEPC契約に関連する紛争が発生し、法的な支援が必要な状況であれば、いつでも🔗企業専門弁護士を訪ねてお力添えをお求めいただければと思います。

本コンテンツはDaeryun Law LLCの実際の解決事例を一部脚色したものであり、著作権は当事務所に帰属します。
無断転載、複製、配布等の著作権侵害行為は、関連法令により法的措置が取られる場合があります。

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